2018年1月アーカイブ

仲人夫人は、その請書を受け取って、いったん、立ちあがり、一?二歩、あとずさってから回り右をし、男性本人の前にすわって、その請書を渡します。

ついで、仲人夫人が立って、床の間にすすみ、女性側の結納品を捧げ持って、男性側本人の前にすすみ、前と同様の手順で、男牲本人から請書をもらい、それを女性本人にとりついで、もとの席にもどります。

そこで、仲人が、「これで、お二方のご婚約はめでたく成立いたしました。

お二方をはじめ、ご両家の幾久しいご多幸をお祈り申しあげます」 と、挨拶。

ついで、男女双方の本人、または親から、仲人夫妻に謝辞を述べて、儀式を終わり、このあと、一同、別室で、あるいはその席で茶菓などで歓談するわけです。

三上靖史