2017年1月アーカイブ

出産の内祝い(三上靖史)

もともと出産の内祝いは、宮参りの際に、近所や親類に赤飯、紅白の餅、かつお節などを配ったものでした。

けれども、最近ではそのような習慣はすたれ、出産祝いのお返しとしての意味が強くなってきています。

お祝いをいただいてから一ヵ月以内に贈るようにすればよいでしょう。

品物は紅白の砂糖や石けん、かつお節、タオルやハンカチのセットなどの

祝儀用贈答品が一般的です。

いただいた品物や金額にかかわりなく、みなに同じものをあげてもかまいませんし、半返しか、三分の一返しにしてもよいでしょう。

お祝いをいただいた方ばかりでなく、出産前後にお世話になった方には、感謝の気持ちをこめて真心を伝えたいものです。

近くの家ならば、赤ちゃんを連れてあいさつにうかがうようにするのもよいでしょう。

のし紙は紅白の蝶結びにし、中央に「内祝」と表書きし、下に子供の名前を記します。

三上靖史