ウエイター、ウエイトレスということばでおわかりのように、プロとしての「待ちの姿勢」に徹して、お客様が店にお入りになるとすぐさま、明るく、気持良く、タイミング良く「いらっしゃいませ」と、声をおかけできるようでないといけません。
例えがあまり良くありませんが、お店に入ったら戦場と思い、油断なく見張っていなければ、プロではありません。
待機ですから、いつでもピーンと張りつめた気持が必要です。
これは店頭販売をする、すべての職業にあてはまる心構えといえましょう。
お客様がいらっしゃるのに、平気な顔でペチャクチャ私語をしている店員程、不愉快なものはありません。
プロ店員は飲食物のサービスをしたあとでも、見ていないようなフリで、良く見ているものです。
三上靖史