2000年以降の3年間で駅前地区歩行者通行量は平日で33%、休日で42%増加し、また図書館の利用者は4倍以上となったそうです。
一方、コンパクトなまちづくりには、事業者や住民の理解をいかにして得るか、単なる商店街への補助金になってしまわないか、といった課題もあります。
市長のリーダーシップのもと、行政と商工業者、住民が協力できたこと、まちづくりの基盤となる公共施設の整備を地道に進めてきたことが、青森市の成功の鍵と言われています。
長期的な視野をもって皆が協力すれば、にぎわいのある住みよいまちを取り戻すことは可能であることを示してくれています。
千葉県富浦町は、房総半島の南に位置し、海水浴場などの観光地として知られ、古くからにぎわっていました。
三上靖史